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人事評価制度はメンテナンス必須です
人事評価制度を作ったものの、うまく運用されていないという話をよく耳にします。企業ごとの固有の問題点もありますが、共通の問題点としまして、一般的に聞かれるものをあげております。概ね、これらのいずれかにあてはまることに原因があるのではないかと思われます。
人事評価制度の導入や変更をするにあたっては、問題点を把握すれば、やめるもの、取り入れるものが見えてきます。
スタートラインに立つことができるのです。前向きに考えていきましょう。
ITを駆使して作成した人事評価制度は、評価の仕組み、評価シートなど企業に合ったものになっていない。また、既製品である以上、自社に合わせることもできない。
ほとんどの人事評価制度は、パッケージ=完成形の商品であることが多いかと思います。パパッケージだからだめだと決めつけるつもりはありませんが、ただ、標準化された仕組み、評価項目があるだけですと、自社に合った運用が難しい部分も出てくることが想定されます。
これでは、人事評価制度が自社にマッチすることは困難であるため、うまくいかないのです。
その2 人事評価制度の目的に問題がある
何のために人事評価制度を行いますか?
・評価して処遇(給与・賞与、昇格など)に差をつけたい。
・社員を順位付けしたい。
たとえば、こうした目的、つまり、人材を評価するために人事評価制度を行おうとしているのであれば、目的から考え方を見直す必要があるかもしれません。
その3 従業員に歓迎されていない人事評価制度である
評価対象である従業員に歓迎されてない人事評価制度となる原因は、評価がめんどうくさい、つまり、評価の策定に手間がかかることにあります。
人事評価制度の仕組みが複雑でまたは少なくとも簡単でないことで、評価するほうがよくよく理解し確認しないと活用できない場合、あるいは、評価される側も、何やら複雑でわかりにくいという場合などです。
要するに、人事評価制度が立派にできていても、運用するには難しすぎるのです。
人事評価は毎日行うものではありませんから、たとえば、6ヶ月に1度行うことを考えた場合、人事評価制度の前に事前に、いちいち人事評価制度をおさらいして、仕組みを理解しなければならないようでは、評価しようとしたとき、さっとすぐに評価できないということです。
これでは、効率的な運用など程遠いと言えます。難しい人事評価制度は、その人事評価制度を理解している者が退職してしまうとわかる者がいなくなることもデメリットです。
その4 人事評価制度を運用しなくなる
難しい、すぐに評価に着手しにくい、分かる人にレクチャーを受けないとできない・・こうした人事評価制度は、結局は大変だとなり、「使えない」として使わなくなってしまいます。
人事評価制度を行う当初の目的を達成する前に、頓挫してしまうことになります。
その5 人事評価が秘密裏に行われている
人事評価の基準は従業員に公開されていますか?
人事評価の結果は説明されていますか?
もし行われていない場合には、何らかの形で従業員に不信感や疑問が生じている可能性あがります。その結果、評価に納得性が持たれていないことになり、仕事への士気に影響しているかもしれません。
人事評価制度を策定・運用にあたっては、
人事評価の制度を公正に作成したうえで、公正に評価をする必要があります。
そのための必須事項は、人事評価基準及び評価項目の設定をしっかり行うことが重要です。
その6 人事評価が秘密裏に行われている
人事評価の基準は従業員に公開されていますか?
人事評価の結果は説明されていますか?
もし行われていない場合には、何らかの形で従業員に不信感や疑問が生じている可能性あがります。その結果、評価に納得性が持たれていないことになり、仕事への士気に影響しているかもしれません。
人事評価制度を策定・運用にあたっては、
人事評価の制度を公正に作成したうえで、公正に評価をする必要があります。
そのための必須事項は、人事評価基準及び評価項目の設定をしっかり行うことが重要です。
その7 従業員の序列をつけることに意識がある
現在、人事評価制度がある企業も多いかと思います。
その人事評価制度は、どのように運用・活用されていますか。
従業員の序列をつけることばかりに意識がいっていませんか。
評価シートに向かって評価をつける時に、番号でレベルを決めることばかりに意識がいっていることが多くあります。
しかし、そのような人事評価制度では、従業員のやる気、頑張る気構えはなかなか見いだせないかと思います。
その8 会社に貢献しているのかどうかわからない
現在の人事評価制度では、何を評価項目にしていますか。
また、貢献度を評価することは、生産性向上になりますか。
評価項目の内容を見直しましょう。
貢献度をどのように考えているでしょうか。もちろん内容は企業ごとに異なった考え方になるかと思います。
貢献度といったときには、とても抽象的な概念になりますので、評価項目にするためには、細分化したり、具体化したりする必要があります。
ただ、貢献するためには行動が重要です。
どのような行動をしてほしいか、どのような行動なら取り組めるかについて考えることが重要です。
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